政治家が個人の感情で動いては困ります(12月27日付朝刊1面春秋に同感)

首相の靖国神社参拝に対する波紋が広がっている。中韓の反発は「想定の範囲内」なのだろうが、米欧の「同盟国」の反発や不信感は首相の想定を超えたものだったらしい。でも普通の社会人の感覚で、もしくは私を含めて貿易や海外への投資に携わる日本人の感覚でも、やっと中国や韓国との経済的なわだかまりが溶け始め、両国から日本への観光客も前年同月実績を上回り始めたこの時期に、「なんで雪解けの雰囲気をぶち壊すようなことをやってくれるの?そんなことも予想できなかったの?」というのが率直な感想だろう。
春秋子が故後藤田正晴元官房長官の言として「国の最高の立場にある人の言動と個人の信条とは、あくまで分けて考えなければならない」という指摘を紹介しているが、まさにその通り。首相個人にとって、前回の政権時に参拝できなかったのが「痛恨の極み」だったとしても、参拝を実行すれば何が起きるか予測できなかったとしたら、もはや首相失格と言わざるをえない。機密保護法強行採決や普天間移設先の埋め立て問題など、このところ政府の強引なやり方が気にかかるが、数におごって勝手気ままに行動するなら、政府にとっても国民にとってもその代償は小さくない。そこに早く気付いてもらいたい。

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