本命は分散型のコジェネでは?(5月5日付朝刊11面「自由化と原発、どう両立」に思う)
エネルギー基本計画が閣議決定され、電力小売りを全面自由化する法案が国会で審議入り、東日本大震災と原発事故以来、議論に議論を重ねてきたエネルギー政策が本格的に動き始めた。しかしこのコラムで語られている視点も、電力サイドに傾斜し過ぎていないか。電力は石油やガスから作られる二次エネルギーで、これらの一次エネルギーが電力に変わる(発電)時点で、相当のエネルギーが熱として捨てられている。本来は一次エネルギーを直接、熱や動力源として活用できれば一番効率的なのだ。もちろん、電気にも運びやすく排ガスが出ない等の利点があり、うまく組み合わせて使っていく必要があるが、需要地から遠く離れた原発や大規模火力で発電し、遠距離送電する方法一本槍になっていないか。エネルギーの地産地消ともいえる、分散型エネルギー、特に電気と熱の両方をうまく利用するコジェネに、もっと光を当ててもらいたい。
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