沖縄の痛み(12月26日付朝刊4面「沖縄県が国提訴、辺野古移設、互いに訴え」に思う)

先週沖縄に行ってきた。外国人観光客が増え、ホテルやショッピングモールの建設ラッシュだ。しかし、中部のアメリカンビレッジやコザの街を歩くと、家族連れの米兵もたくさん見かけるし、普天間基地や嘉手納基地の脇を車で通りかかると、一等地は基地と米軍住宅に取られ、条件の悪い土地に住民が追いやられている様子がよくわかる。ここはまだ基地の島だ。かつてはめぼしい産業もなく、食べていくためには基地も必要悪などという意見も聞かれたが、沖縄がその地理的優位性を自覚しアジアの国際物流のハブであり、観光やコンベンションで人を惹きつけて十分食べて行けることが立証されつつある今、基地は邪魔物以外の何ものでもない。
世界でも有数のサンゴ礁を破壊してまで本当に新基地を作る必要があるのか、日本にとって必要なことなのか、今からでも遅くないので、国と沖縄県の裁判でなくよく話し合って決めてもらいたい。沖縄は明治維新直後の日本領への武力の威圧による編入や、サンフランシスコ平和条約締結時には米軍施政下に置き去りにされるなど、常に本土のエゴに振り回されてきた。今度こそ無理やりではなく、沖縄の人たちの意見もよく聞いて、対等の立場でものを決めるべきだ。日本が守るべきは民主主義ではないのか。それを捨ててなお守るものがあるのか?

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