まさにその通り 検証なき国は廃れる (4月24日付朝刊2面 同タイトルの「風見鶏」に同感)

フセイン政権が大量破壊兵器を隠しているとして2003年に米国が戦争を仕掛けたイラク侵攻。英国のブレア政権は世論の猛反対を押し切って真っ先に参戦したが、結局大量破壊兵器は見つからなかった。何故そんなことになったのか、英政府が独立調査委員会を設けて行ってきた8年越しの検証結果が間もなく公表されるという。間違いを犯した本家本元の米国でも既に独立調査委員会の報告書が公表されている。イラク侵攻に真っ先に支持表明し、戦後ではあるが自衛隊を復興支援に送り込んだ日本ではどうか? 民主党政権が生まれたこともあり、指示を受けた外務省が重い腰を上げて調査を行い、2012年になってやっと4ページの報告要約を公表しただけ。何たる違いか! このような体たらくになっている原因として、失敗の責任者を特定し批判するのを好まない日本人の特性や、上司や同僚の責任を追及して恨まれたくないという心理などが指摘されているが、そんなぬるま湯に浸かっていたら、またも国策を誤りかねない。検証というなら、そもそも第二次大戦で国を滅亡寸前に追い込んだ軍国主義の総括すらまともにできていないではないか。「歴史は繰り返す」になってからでは遅すぎる。

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