沖縄の痛みを理解しない安倍政権(6月20日付朝刊2面「米軍属事件6万人集会」に怒る)

米軍属による沖縄の女性暴行殺害事件に抗議する集会が那覇市内で開かれた。繰り返される蛮行に「県民の怒りが限界に達しつつある」と翁長知事が述べたそうだが、まさにその通り。同じように第二次大戦後米軍駐留を受け入れたドイツや韓国では駐留軍の地位や裁判権などを定める地位協定を改定し、受入国の法律適用範囲や裁判権を拡大しているのに、日本は56年間、ただの一言も改定なし。昔歴史の教科書で、明治時代に不平等条約の改訂に努力したという話を習ったが、まさに現代の不平等条約を放置してきた政府の態度にはあきれるばかりだ。あきれると言えば、菅官房長官の談話。この集会を指して「県民全体ではない」とコメントした。全体かどうか細かいこと言ってるヒマがあったら、米国と改定交渉でもしたらどうかというのが率直な感想。
そもそも沖縄の人たちは、軍隊が自分たちを守ってくれるなんてことは信じていないと思う。明治維新の時に、軍隊の威圧で琉球王国を廃止して日本国への合流を強要され、第二次大戦では守ってくれるはずの日本軍に防空壕から外に追いやられ、自決を迫られた歴史は沖縄の人たちの心の中に深く沈殿しているに違いない。そんな心の中を理解し、歩み寄れる政治を期待するのは無い物ねだりなのだろうか。

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