個人の趣味で政治は困る(6月25日付朝刊1面「改憲案 秋の臨時国会に」に思う)

何とも唐突な印象がぬぐえない。つい先日までは与野党で現在の憲法に何が足りないかをじっくり討議しましょうと言っていた、その舌の根も乾かないうちに、首相が独断専行で2020年までに憲法九条と高等教育の無償化という具体的内容まで示して改憲を督促。昨日はこれに追い打ちをかけるように、秋の臨時国会期間中に自民党の改憲案を衆参両院の憲法審査会に提出すると首相が発言した。自民党内でもまだ足並みがそろわないのに、この前のめりぶりは何なんだろう。国民の世論も9条の改訂には慎重な意見が多数派だし、高等教育の無償化は果たして憲法で決めるようなことなのか極めて疑問だ。改憲で協力を得たい維新の会が主張する論点を取り入れたのではと勘繰らざるをえない。一体全体ここまで無理を押し通して改憲を進める意味は何なのか。首相の趣味としか理解できない。本人は使命感に燃えているのだろうが、民主主義を無視したごり押しは止めてもらいたい。そんなに憲法が大事だというなら、現憲法で規定されているのに実現できていないことをやりきるためにこそ力を注いでもらいたいものだ。

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