共闘は一致点に基づき是々非々で(1月8日付朝刊2面「民進・立民・希望 統一会派困難に」に思う)

民進党が立憲民主党、希望の党に呼びかけた統一会派構想が、枝野立憲民主党代表の否定的発言で暗礁に乗り上げている。弱小野党がバラバラに強大な与党に挑んでも、戦にならないことは明白だが、野党が何でもまとまればいいかというとそういうことでもない。そもそも政党が分かれているのは、理念や主張が異なるからで、それぞれ支持者が付いている。一致する政策があれば、それを実現するために共闘するのは当然だが、統一会派を組むということは、質疑時間の割り当てなども一体で行われるわけだから、基本政策の相当部分が一致していないと無理だ。立ち位置が定まらず解党もありうる民進党としては、同党出身の議員が多数所属する立憲民主党と希望の党が統一会派を組んでくれれば、もとのさやに近い連合体ができ、心地よいのだろうが、そうはいかない。先の選挙で、安保や憲法で正反対の主張を掲げて戦った立憲民主党と希望の党が統一会派となれば、野合の批判は免れないばかりか、与党にかなり近い主張を持つ希望の党に引きずられ、ずるずると与党の応援団に仕立てられてしまう危険すらある。まずは各野党が自己の主張を出し合って、一致できる政策で共闘を模索するところから始めてもらいたい。もちろんその門戸は全野党に開かれるべきだ。

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