安保と経済は一体不可分(12月28日付朝刊社説「国民にわかりやすい外交を期待する」に思う)

タイトルの通り外交はわかりやすいに越したことはないが、国と国との利害関係は複雑化しており、わかりやすくすることで失われるものもあることに注意が必要だ。社説は「日米の安保協力はさらに緊密にする必要がある」としつつ「安保と経済を絡めることは好ましくない」と主張する。もちろん、そんなことができれば結構ではあるが、トランプ大統領にはこの論法は通じまい。安保で同盟国なら、ましてや米国が核の傘を提供しているのだから、経済でも言うことを聞けと要求してくるのは、まず間違いない。1980年代に起きた日米貿易摩擦が日本の対米屈服で終わったのも、米国の核の傘から抜け出る勇気が日本になかったからだ。
もう一つ大事なことは、外交には相手があること。片思いは通じない。幸い現在の日米関係は「相思相愛」なのだろうが、いつ何時、米国が日本との同盟には価値なしと、言い出すやもしれない。その時に、「想定外」と慌てないように、あらゆる可能性を考えて、準備しておくのも外交だ。なんとも難しい。それが外交だ。

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