トランプと心中はごめんだ(1月16日付朝刊7面「トランプ劇場 変調の後半」に思う)

本コラムでも指摘されている通り、昨年末以降のトランプ政権運営は明らかに変調をきたしている。自身の功績ではない米国経済と株価の好調の陰に隠れて、わがまま身勝手な振る舞いも表面的には大事に至らずに切り抜けてきたが、もうそれでは済まされない。米国政治経済の慣性力はほぼ消滅し、政権の適切な舵取りが求められる局面に、売り物の華麗なるステップワークが鳴りをひそめてしまった。自業自得と突き放したいところだが、政治的にも経済的にも世界第一の大国の混迷は、世界への影響、とりわけ米国べったりで雨風をしのいできた一の子分、日本への影響が大であり、今から構えておく必要がある。
まずは自分の言うことを聞く、取り易い所から得点をあげようするだろうから、日米経済交渉は要注意。すでに戦闘機からミサイルまで、日本に不要な防衛装備品をしこたま買い込む約束を首脳間でしているようだが、要らないものは買わない、不当な要求には屈しないのが基本だ。今の日本財政にそんな余裕はないはず。加えて、米国が主導してきた戦後世界の様々な秩序のオーバーホールに、自分なりの見識と主張を持って臨むこと。国際会議で、米国の投票マシンと揶揄される親分子分関係からは、この機会にきっぱりと脱しておかないと、骨の髄までしゃぶられた上に、泥舟で一緒にドボンなんてことにもなりかねない。KYな指導者、官僚たちよ、今こそ出番だ!

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