過剰接待は何のため?(5月25日付朝刊1面「トランプ氏 異例の厚遇」に思う)

今日来日するトランプ大統領に対し、安倍首相は過剰とも思える接待攻勢を繰り広げる。青木功プロを交えてのゴルフ、大相撲千秋楽観戦と土俵に上がっての表彰、都内の炉端焼きでの会食、横須賀基地での護衛艦乗艦など。これ以外に首脳会談や天皇陛下との会見、晩餐会などの公式行事が組まれている。警備が難しい升席での大相撲観戦で、周囲の升席が警備関係者で占められ、相撲ファンが締め出されるとかいう余波をどう見るかはともかくとして、国費でここまでやるべきかどうかは疑問だ。国際ルールや過去からの米国政府のコミットメントを無視して傍若無人に振るまう暴れん坊のトランプ大統領に取り入ることで、得られるものもあるのだろうが、失うものも多い。日本はG20の議長国として、WTOのルールを逸脱した対米輸入規制措置や、地球温暖化対策に背を向ける態度などについて、トランプ大統領に苦言を呈していかなければならない立場にあるのだが、あまりに接近し過ぎると、トランプ氏の耳に痛いことが言えなくならないか。日米首脳二人だけの会談で、更なる米国製武器の購入や対米輸出の自主規制など、国民には明かせないような裏取引が行われたりしないかなど、心配の種は尽きない。そもそもトランプ氏は接待されたくらいで、日本への態度を軟化するような人物には見えないのだが、どうなることやら。

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