安倍外交の実態(7月31日付朝刊24面「『レガシー外交』は前途多難」に思う)

安倍政権は外交に強いと言われるが、実態はどうか。国際政治と日本外交が専門の添谷教授の解説を待つまでもなく、ほとんど全分野で目立った成果は無く、前途も多難なのは一目瞭然だ。「外交に強い」というのは、米国トランプ政権に抱きついて一の子分を自認しているから、国際会議で合意が難しいときに、米国との口利き役を果たしているとか、主要国首脳の内で最も在任期間が長くなって、まとめ役として期待されるという側面が強い。確かにこうした役割も、無いよりはあった方がいいが、それが必ずしも日本の国益につながるわけでもない。むしろ外遊の多さや、口利き役としての成果を、政府関係者や官僚が口を揃えて称えることで、メディアも同調して、外交に強いという雰囲気を醸し出しているというのが実態だろう。日本外交はこれからが正念場だ。米国との関係も、大統領選が近付き、いつまでもなあなあで済ませるわけにはいかない。これからが日本外交の真価が問われる時期だ。メディアは、官邸の自己宣伝に安易に乗ることなく、しっかり内容と成果を見極めた報道をしてもらいたい。

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