健保との親和性あるかも(8月16日付朝刊1面「『成功報酬型』新薬 欧米で」に思う

日本の製薬会社も、薬が効いた時だけ支払ってもらう「成功報酬型」の高額治療薬販売の検討を始めたという記事。ただし国内でではなく、欧米でというところが残念。考えてみると、この「成功報酬型」という仕組みは、日本の公的医療保険制度と親和性が高いのではないか。最近高額薬が増えて健保の収支を圧迫しているとの記事が目立つ。効いた時しか負担が発生しないなら、もしかして効くかもという患者の気持ちに沿った形で、乱用による収支悪化を避けられる。基本的に前払いで、効かなかったら代金を返すという方式のようなので、まずは数千万円の費用を負担する必要があるが、これも個人負担では難しかろう。保険ならこの問題もクリアーできる。効いたか効かなかったかの判断も微妙なところがあると思うが、間に保健機関が入ることで、適用例の共有も進み、基準の厳格な運用にも役立つのではと思う。このように結構利点もあるように思うが、日本で導入の検討が進まないのは何故だろう。こういう分野でこそ、強権内閣の指導力を発揮してもらいたいと思うけど、厚労省というところが鬼門なのでしょうか。

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