暴れるマネーに注意(8月2日付朝刊1面「中銀資産3.4倍 動かぬ経済」に思う)

米国FRBがリーマンショック以来の利下げを決めた。米国景気は歴史的に見れば、まだまだ良い状態なのに、異例の予防措置だ。トランプ大統領の圧力が、大きな背景だか、そのツケは想像を絶するものになる可能性があり、注意が必要だ。この記事の見出しが指摘している通り、リーマンショック以降、米欧日がそろって市場空前の金融緩和を長期にわたって行った結果、主要国の中銀資産は3.4倍に拡大した。これに見合うマネーが供給され、世界を駆け巡っているということだ。この間実態経済は1.4倍にしか拡大していないので、マネーは金融資産や不動産などの投機に走り、これらの相場は過度のマネー供給下の異常な状態にある。少しでもバランスが崩れれば、マネーが一方向に暴走し、バブルや逆のバブル崩壊=相場暴落を引き起こす危険がある。だからこそ、FRBは正常化にこだわり、資産の圧縮に動いていた。それが道半ばで、政権の圧力に屈した代償は大きい。日銀は、引き締めどころか、中立に転じることもできないまま、再び緩和をちらつかせ始めた。巨大なマネーの流れがどこに向かうか。目を離せない危険な状況が続く。

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