グッドアイデア💡(8月8日付朝刊25面「政党政治の劣化こそ問題」に思う)

公文書改ざんや統計不正など、確かに日本の官僚制は劣化している。その背後に安倍一強政治に対する忖度があるとすれば、官僚制の劣化は政党政治の劣化と一体のものであり、むしろ政党政治のあり方にメスを入れる必要がある。強過ぎる与党が、日本最大のシンクタンクである霞ヶ関を我がもののように支配し、特権的に利用していては、野党に勝ち目はない。このアドバンテージを手っ取り早く修正するには、本稿の著者が例示するように、野党を競争上意図的に持ち上げ、競争をフェアにすることが必要だ。英国では、野党に公的資金を配分する「ショート・マネー」や議会で野党が自由に議題を設定できる「野党日」などという制度があるそうだ。日本でもこうした工夫をしてみてはいかがだろうか。

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