高齢者もいろいろだ(9月19日付朝刊社説「高齢者への行き過ぎた配慮の見直しを」に思う)

国家財政悪化、特に社会保障関連費用の増大を受けて、高齢者への給付を見直すべきとの日経社説の論点は、最近よく聞かれるものだ。時に高齢者vs若者の構図で、世代間で予算を取り合うような極端な議論もある。しかし、高齢者にも若者にも、経済的に裕福な人もいれば、そうでない人もいる。国が助けるべき人もいれば、 そうでない人もいる。少し考えれば明らかだ。生活保護受給世帯数はが増え続けているが、主な増加要因は高齢者。年金だけでは暮らせない高齢者を、助ける術は生活保護しかないのが実情だ。財政の制約から様々な制度の見直しは、避けられないにしても、平均値や標準的なモデルに基づいて、一律カットというのは、よろしくない。国から見ても、生活困窮者が最後は生活保護にたどり着くなら、財政負担は減らない。高齢者にも、様々な人がいる実態をよく理解し、必要な人々に、必要な援助が届けられるようにすること。一律より手間がかかるが、対高齢者に限らず、国による支援の要諦はここにある。

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