日本人らしさがあってもいい(9月24日付朝刊5面「経営者の冒険心が見たい」に思う)

日本ではベンチャー企業がなぜ育ちにくいのかというテーマ。最近は小型のベンチャーは随分増えてきた気がするが、ここでは世界の経済史に名を残すような、突き抜けた企業が出てこない理由について論じている。一番近いベンチャー企業と見られていたZOZOが、ヤフーに吸収されたこと、そのひとつの目的が安定と安心を求めたと見られることから、経営者の冒険心が足りないのではと結論付けている。確かにそういった側面はあるのだろうが、経営者に足りないだけでなく、日本の社会、経済全体に、突き抜けた冒険よりも、地に足をつけ、持続性を重んじるDNAが組み込まれていることが、背景ではないか。歴史に例えれば、信長か家康かということになるが、何も価値判断の尺度はひとつではないのだから、信長型で世界一を目指さなくても、じっくり流れを見極めたあとに家康型で、存在感を発揮する手もある。百年以上続く企業の数が世界で一番多いのが日本と聞く。続けばいいというものではないが、変化に適応しながら続けていれば、いつかチャンスが巡ってくる可能性がある。一発勝負かじっくり出番待ちか、その違い程度と考えてもいいのではないか。

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