業界の枠にとらわれない事業展開が必要(9月5日付朝刊7面「業界なんていらない」に思う)

既存の産業の枠を超えて新しいビジネスモデルが続々と生まれる時代にあって「業界」に会社が属するという発想はもう古いのだろう。ビジネスモデルの分類はあり得ても、この会社は何業界という問いは意味をなさなくなっている。それでも日本にこれだけ多くの業界団体が存在し、日経新聞市場でも業界団体のトップによるインタビュー記事も多い。いったいなぜか?私の見るところ、本日一面の春秋欄にある中央省庁の産業政策が、業界という発想と業界団体を通じて行われているからという側面が強い。業界団体は上意下達と業界の陳情の取りまとめ役であり、功成り名遂げた経営者の叙勲の推薦団体として機能している。本記事で紹介された風雲児的経営者は、官の世話にならず、勲章も要らないという覚悟で、業界の枠を超えてビジネスモデルを発展させているのだろう。だとすれば、日本のイノベーションの進展度合いは、業界団体の消長で間接的に測れるかもしれない。

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