対米追従の姿勢こそ討議せよ(10月16日付朝刊4面「日米協定承認案、車関税が焦点」に思う)

日米貿易協定の国会審議が行われている。日本側が農産物輸入関税で、ここまでと決めていたTPP水準まであっさりと譲ったのに対し、米国は自動車や部品の関税引き下げで最後までゼロ回答。結局、将来交渉でその撤廃について議論するとの継続協議で交渉終了となった。日本政府にしてみれば、脅されていた自動車への追加関税はしばらくは発動しないという約束をもらったことで、矛を収めた形だか、トランプ大統領の素行を見れば、この約束も守られるかどうか極めて怪しい。それでもなお、日本側が交渉妥結を急いだのは、更にいろいろな要求を吹き掛けられるのを恐れたのと、大統領選挙を控えて弾劾で苦境に立つトランプ氏に貢物を差し出して、ご機嫌取りをした結果だろう。国会では、協定文言の日本語訳解釈のみならず、このような負け犬根性の対米追従外交の是非を問うべきだ。問題となっている案文は、確かに約束とは読めないが、そんな曖昧な表現を放置してまで、交渉妥結を急いだ背景を糺してもらいたい。他に密約がないかどうかも含めて、徹底審議を期待する。

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