世界に恥じない貿易協定を(10月4日付朝刊「日米貿易協定1月発効へ」に思う)

まだ、条文も未確定で署名もされていない日米貿易協定を、開会した臨時国会で承認し、年明け1月にも発効させると、茂木外相の発言だ。なんともせっかちというか、手回しのいいこと。そこまでしてトランプ大統領の再選に協力したいのかと、あきれるばかり。
日本は貿易立国だということで、これまで各国・地域と積極的に自由貿易協定を結んできたが、お互い合意すれば何でもOKではなく、世界貿易の推進役でありルールを決めるWTOが求める最低基準がある。これによれば、二国間の自由貿易協定は、概ね90%以上の関税を撤廃するものでなければならない。実は今回の日米貿易協定は、表面的にはこの基準を満たした形にしているが、米国が具体的に時期を決めていない自動車や部品の対米輸入関税撤廃を含めて計算するというインチキをやった上での話だ。いつかは関税をなくします。いつかは、いつか決めますなどというのは、約束にもなっていないことは誰でもわかるが、こんなことをしていては、チコちゃんに叱られる。どころか、世界に笑われる。臨時国会では、大急ぎで作っているであろう条文にタイプミスがないかも含め、しっかり審議してもらいたい。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント