ここまで見事なすれ違いとは(11月3日付朝刊3面「トランプ氏vs.民主 3つのデータ」に思う)

米国大統領選まであと1年だが、本連載のタイトル「分断の米国」を象徴するショッキングなデータが並んでいる。異なる政党支持者を「とても好ましくない」と思う比率は、1994年には民主・共和両党支持者とも十数%だった。それが年々右肩上がりで上昇し、足元ではいずれも40%を超えている。まさにいがみ合っている状況だ。選挙の争点にとして重視する分野も、1999年にはトップ5のうち4つが共通で、関心事を同じくする中で、政策の違いを争っていた。それが2019年には、見事なまでにかみ合わない。共和党支持者が、テロ対策、経済、社会保障、移民、軍事力を重視するのに対し、民主党支持者は、医療費、教育、環境、老後の社会保険制度、貧困問題を挙げる。こうなると個々の分野の政策以前の問題で、国政の課題がどこにあるかという問題意識が完全にすれ違っている。1面には、38歳までは圧倒的に民主党支持、それ以上は年齢が上がるごとに共和党支持が増えるという、データが示されている。全体で見れば、両党の対立、すれ違いは、世代間の対立、すれ違いということになる。これは非常に根深い問題だ。同じ視点で日本を分析したらどうなるのだろう?

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