有権者の思いを反映できない選挙制度(2月17日付朝刊2面「偏る熱狂『民主党壊れる』」に思う)

米国大統領選挙で民主党がまとまらなければ、史上最低支持率でも岩盤支持者を持つトランプ氏に勝てないことくらいは、誰でもわかっている。それでもサンダースだから応援するのであって、他の民主党候補は応援しないという若者がたくさん出てくるのは間違いない。要は民主党という政党、もっと言えば米国の二大政党制が機能しなくなったのだ。共和党とて、トランプ氏以外に勝てそうな候補がいないので、とりあえずトランプ支持で一致しているが、支持者が託す思いは、非常に幅が広い。もはや二択の形では、民意を反映した大統領を選出するのは困難な状況となっている。米国有権者の人種、宗教、生い立ちなどが多様化し、まとまりにくくなっていることが背景にある。しかし二大政党制を止めれば、小党が乱立し、世界最大の軍事力と経済力を持つ米国の指導者が頻繁に交代し、世界に混乱を巻き散らす恐れがでてくる。民主主義とはなんとも面倒な制度だが、有権者が参加意欲を失った時、機能不全が最高潮に達し、独裁者が現れる。それだけは避けなければならない。特に米国では。

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