こんな時こそ本を読もうと思うのだが(5月10日付朝刊10〜11面「濃く深い世界へ店主がいざなう」に思う)

新型コロナで外出が出来ないので、もっと本が読めるかと思ったのだが、そうでもない。日頃書評欄で見たり、読書サイトで感想を読んで、気になった本を記録しているのだが、それだけでネット書店に発注して読むのは、気が進まない。買う前に手に取って、ページをめくって、チラ見して、思っていた通りと納得して買いたいのだが、それができないのが悲しい。結局、積読になっていた本や、昔から何度も読んだ夏目漱石などを引っ張り出してきて読んでいる。街の個性ある本屋が絶滅の危機に瀕して久しい。そうした個人書店を駆逐した大型書店も、ネット通販と電子ブックの普及で、危機にあるらしい。確かに何でもありますというのは、何にもないと紙一重で、大きな本屋ほど読みたい本が見つからないという経験は、一度や二度ではない。本日のThe Styleでは、個人経営の個性的な本屋が増えつつあるという嬉しい話を取り上げている。江戸時代に書店業が今日の姿を整えた際、客は自分で本を選ぶのではなく、こんな本がほしいと店員に声をかけて選んでいたそう。そんな本屋が理想だ。本を読んでいれば、コロナでどこに行けなくとも、古今東西どこにでも思いを馳せることができる。だからこそ本の選択は慎重にしたいし、体験を共有する読書の友の存在は大切にしたい。そんな出会いがあるところが本屋だとしたら、手数料を払っても訪れたくなるというものだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント