企業の本質は変わらない(12月16日付朝刊6面「企業の目標 再定義を」に思う)

「企業の社会的責任は利益の最大化」としたフリードマンの定義を、間違いと断じ、見直しの必要性を説くFTのコメンテーター。しかし企業自身の性は変わらない、いや変われない。資本はあらゆる手段を使って増殖しようとするし、その最大の手段が企業だ。この点を、見誤ると、大変なことになる。経営学者が企業の性に基づく行動を肯定すれば、企業は社会に公認された使命だと大いにそれを吹聴するが、否定されても合法・非合法、あらゆる方策で増殖を目指すのが企業の性だ。
ということは、経営学者たちは、企業のあり方を経営者に説くのではなく、政府当局者に納得させて外部からの規制で企業の行動を律することが必要。最近のESG投資の隆盛を見れば、心ある投資家から圧力をかけてもらうのも時として有効だろう。いずれにしても、企業が改心して、社会に配慮した行動を取るのは、外部からの圧力や規制によって、利益が脅かされていると感じた時だけであることを肝に銘じておく必要がある。

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