業績改善企業は社会還元を(2月14日付朝刊社説「企業は利益の上振れを次の変革の糧に」に思う)

コロナ禍の終息が見えないなかでも国内の上場企業業績が回復している。2020年10-12月期では、前年同期比で4割以上の増益という。上場企業に限ってのことで、中小企業はまだまだ厳しい状況にある。改善の要因は輸出の回復や経営効率化と指摘されているが、経営の効率化の中には、雇用の削減や賃金抑制、下請け企業へのしわ寄せなども含まれるに違いない。こういった弱いものへのしわ寄せは、原因となった事象が無くなっても、再来リスクに備えてという名目で、なかなか元には戻らない。日経社説は、利益をあげた企業が、次の変革に投資すべきとしている。それはそれで必要だか、まずはステークホルダーへのしわ寄せを止め、苦労に報いる対応をすべきだ。それがピラミッドの頂点に立つ上場企業の責任ではないか。

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