ルールの変更が必要(1月23日付朝刊3面「資本主義の再定義探る」に思う)

世界の政治家、経営者が集うダボス会議で、株主資本主義からステークホルダー資本主義への転換の必要性が討議されている。従業員や、地域社会、環境により配慮した企業運営は望ましいことだ。しかし、あくまで経営者がそれらに配慮しようということであり、パフォーマンスが悪ければ解任や方針変更を迫る仕組みを持つ株主への忠誠とは次元が異なるのではないか。それではステークホルダーへの配慮といっても、利益に影響がない限りという但し書きがついているに等しい。このバランスを更にステークホルダーへの配慮強化に傾けるには、企業運営に関する法制度の見直しにより、ステークホルダーも経営者に対して具体的な力を行使できるようにするしかない。口先の配慮に終わらせず、制度変革まで断行する覚悟があるのかどうか。改革の本気度が問われる。

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