信頼関係が安全保障の基盤(12月10日付朝刊42面「中村さん 貢献忘れず」に思う)

アフガニスタンでテロの犠牲となった中村哲さんの追悼式典が現地州政府の主催で開催された。中村医師は、医療だけでは現地の人々を救えないと、灌漑に取り組み貧困と闘った。痛ましい事件からはや一年。日本国内では日々記憶から遠のいている感があるが、現地ではその功績は忘れられていない。中村さんは現地の人たちのために尽力したのであり、決して日本のために尽くしたわけではないが、結果として両国の信頼感醸成にも貢献し、我が国の安全保障にもつながる。武力による安全保障は止めどない軍拡競争につながり、財政負担が貧困を拡大し、食えない人々は銃を取る。この悪循環を絶ち、逆回転させる中村さんのような偉業をこそ、日本政府は称え、広げるべきではないか。この記事が日本発でないのが寂しい。

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