テーマ:米国大統領選挙

選挙は期限付独裁者選びか?(11月6日付朝刊1面「バイデン氏、過半数迫る」に思う)

米国大統領選挙の開票が佳境に入っている。ひとつだけはっきりしていることは、どちらが選ばれても当面、対立と分断が収まりそうにないこと。確かに選挙は候補者から次期政権を託す人物を選ぶ闘いだが、もうひとつの側面は民意の表明である。選ばれた者は、期間中、選んでくれたものの利益に奉仕する独裁者ではなく、選挙で示された民意を実現するため全国民に奉仕…
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大きな政府は格差社会の必然(10月22日付朝刊7面「『バイデンでも株高』のわな」に思う)

4年毎にやってくる米国大統領選挙。毎回メディアを賑わす。政策だけ見ていると、最近は共和党と民主党の区別が難しくなってきた。本日のオピニオンのテーマも、経済活性化は、形は違えど共和党と民主党で大差なく、株価はどちらか当選しても上がるということ。それもどうかと思うが、共和党が小さな政府で民主党が大きな政府という区別も風前の灯だ。なんで、そう…
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政治の権威失墜(10月1日付朝刊1面「米分断映す混沌の討論」に思う)

米国の政治対決を国民が観戦する最高の場である大統領選のテレビ討論が。ここまでひどい混沌に陥るとは予想していなかった。副題にある通り、コロナや人種などの主要な争点で全く噛み合わないことは予想された。それでも全世界が見守る公の場で、それなりの議論が闘わされると思っていたが、討論などというものでなく、お互いのパフォーマンスを同じ場で繰り広げた…
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モノ見る軸をぶらさないこと(3月3日付朝刊19面「誰が米資本主義を変えるか」に思う)

米国大統領選挙の予備選が佳境に入りつつある。共和党はトランプ氏で無風なので、耳目は民主党に集まる。そんな中で、サンダース氏は急進左派で社会主義者と紹介されることが多く、バイデン元副大統領は穏健派と言われる。この形容詞にはかねてより違和感を持っていたが、今朝の大機小機では、ずばりと斬っている。サンダース氏が唱える国民皆保険はまともな民主主…
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有権者の思いを反映できない選挙制度(2月17日付朝刊2面「偏る熱狂『民主党壊れる』」に思う)

米国大統領選挙で民主党がまとまらなければ、史上最低支持率でも岩盤支持者を持つトランプ氏に勝てないことくらいは、誰でもわかっている。それでもサンダースだから応援するのであって、他の民主党候補は応援しないという若者がたくさん出てくるのは間違いない。要は民主党という政党、もっと言えば米国の二大政党制が機能しなくなったのだ。共和党とて、トランプ…
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ここまで見事なすれ違いとは(11月3日付朝刊3面「トランプ氏vs.民主 3つのデータ」に思う)

米国大統領選まであと1年だが、本連載のタイトル「分断の米国」を象徴するショッキングなデータが並んでいる。異なる政党支持者を「とても好ましくない」と思う比率は、1994年には民主・共和両党支持者とも十数%だった。それが年々右肩上がりで上昇し、足元ではいずれも40%を超えている。まさにいがみ合っている状況だ。選挙の争点にとして重視する分野も…
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制度疲労の極み 米大統領選(5月27日付朝刊7面「好感度歴代候補で最低」に思う)

今年11月に行われる米大統領選挙の候補者が事実上決まったが、クリントン氏とトランプ氏いずれも好感度では過去30年余りの二大政党の候補者の中で最下位となっている。過去8回分の好感度が一覧表になっているが、二大政党の候補の好感度がそろってマイナスというのも初めて。有権者にとっては嫌われ者の中からの「究極の選択」となる。いずれの候補も予備選の…
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変化を期待してやらせてみようは危険な選択(1月31日付朝刊9面「米大統領選にみる民意の行方」に思う)

21世紀になって米大統領が小者化している。20世紀末のニクソン、レーガンなどは絶大な権威を持っていた。冷戦構造が崩壊し、米国の独り勝ちとなるかと思いきや、さにあらず。政治・経済両面で米国の力は弱体化し、G7がG8、G20、挙句の果てはGゼロという究極の多極化時代と言われている。危険なのは、米国でも欧州でも日本でも国のあり方、役割に対する…
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