テーマ:格差社会

格差是正努力をしない日本(2月5日付朝刊21面「デジタル経済と安倍政権のレガシー」に思う)

大機小機の「アベノミクスは、かたくなにトリクルダウンに固執し、本格的な税・社会保障改革に手を付けないままだ」という指摘に同感。大企業や金持ちがより豊かになれば、中小企業や庶民に恩恵が及ぶだろうというトリクルダウン効果は、経済の金融・サービス化によって威力を失ったが、デジタル化でとどめを刺されるだろう。となれば、国が税と社会保障で所得の再…
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格差の放置は経済停滞招く(11月30日付朝刊1面「滞る再配分 安定損なう」に思う)

データは時に雄弁に事実を語る。本日の一面中ほどのグラフもそうだ。経済格差が広がると消費が低迷し、経済成長にマイナスの影響を与えることが端的にしめされている。金持ちは貧困層に比べて、その所得格差ほど消費しない。したがって、格差が広がるほど、つまり、金持ちに所得が集中するほど、経済全体の消費総額にはマイナスの圧力がかかり、経済成長が鈍る。裏…
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資本主義生き残りには大胆な構造改革が必要(8月28日付朝刊10面「資本主義に厳しい視線」に思う)

成長の鈍化や若年者の失業増加、格差の拡大など世界に広がる状況を見ると、資本主義が危機に瀕していると言われても違和感はない。社会主義ソ連が崩壊し、資本主義陣営が凱歌を揚げた四半世紀前に誰がこうした状況を予想しただろう。誰もが資本主義が唯一の経済体制として地球を席巻し、それにより豊かな生活がもたらされることを期待した。なのにである、資本主義…
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英新首相の覚悟に注目(7月31日付朝刊13面「資本主義改革 英首相の覚悟」に思う)

EU離脱の国民投票で負けて辞職したキャメロン前首相の後継としてこのほど英首相に就任したメイ氏は、首相就任演説でEU離脱問題にあまり言及しなかった。では何について語ったかというと、行き過ぎた資本主義を見直すと同時に、格差を解消し既得権と闘うことを約束したのだ。「新政権は、一握りの恵まれた人の機会だけを守り続けはしない」という宣言は、人類の…
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労働条件の格差解消こそ成長のカギ(3月29日付朝刊1面「女性・高齢者 働く機運」に思う)

昨日の日経1面トップは、バブル崩壊以降、人口の高齢化で一貫して増え続けてきた「非労働力人口」が22年ぶりにマイナスに転じたと報じている。「非労働力人口」の主力であった女性や高齢者が働き始めているのが背景で、日本の潜在成長率を下支えする要因と歓迎している。その通りではあるが、女性や高齢者の就業形態は「非正規労働」が中心で、新たな労働力の流…
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