仕事ありきの残業規制(8月26日付朝刊1面「残業規制 医師は緩く」に思う)

一般労働者には2019年4月から順次適用される残業規制を、医師については5年遅れの2024年度に導入するのみならず、規制内容も緩くなる見込みだ。これは医師不足を背景に、厳しい規制では医療現場が混乱するとの判断からというが、何かおかしい。残業規制は働く人の健康や生活を守るために必須であり、一般企業では忙しいからとか、人が足りないからという理由で規制の緩和はあり得ない。なのに医師だけはその仕事に公共性があるということで、規制緩和が認められるとすれば、それは医師には命を削り、生活を犠牲にして働けと言っているに等しい。そんなことをやっているから、ますます医師のなり手がなくなり、女性では務まらないということで医大入試に不正が発生したりするのではないか。医療現場に混乱をもたらさないよう、適用時期は多少ずらすことはあり得ても、規制内容は一般労働者と同じにして、医療現場にそれでもやっていけるように工夫を促すべきだ。日本の医師は、海外では医師以外が対応している管理的業務などで忙しいとも聞く。医師の仕事の範囲を見直して、医師は診療に集中することで、負担を軽減する方策も含め、知恵を出し合って改善を進めてもらいたい。

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