感染症に根本的対策を(3月17日付朝刊4面「自衛隊 感染症対応を強化」に思う)

クルーズ船で発生した新型肺炎患者の対応で活躍した自衛隊が、感染症専門の医官を増員するなど、感染症対策を強化するという話。それはそれで必要だろうが、政府の対策に、感染症への長期的対応に備えた、研究や試験薬、ワクチンなどの開発を担う中核組織の育成方針が見えないのが気にかかる。日本ではエボラ出血熱など最も危険なレベルの感染症の原因ウィルスを研究する、最高レベルセキュリティを確保した研究機関は、国立感染症研究所しかないという。この研究所も、過去10年に、予算が2/3に減らされ、人員も増えていない。新型コロナ対策の長期化や、更なる新型ウィルスへの対応を考えると、目先の緊急対応のみならず、中長期を見据えた、感染症研究機関の増強は欠かせない。政治家の思い付きで対策ではなく、科学的な対策を打ち出すインフラ整備としても、専門家の増強は必要だ。

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