勝つことと負けないことは違う(5月20日付朝刊社説「企業は持続可能性高める経営目指せ」に思う)

「勝つことと負けることは違う」というのは、山極京大総長の言葉だ。山極氏は長年ゴリラの研究をした結果、ゴリラは、勝つことよりも、命を失うリスクのある負けを避ける行動を基本としていることを発見したという。人間界、特に企業活動の世界では、勝つか負けるかという二分法の考え方が根強く、勝てなければ負けとみなすことが多いが本当にそうか。コロナ禍が広がって企業活動が大きな影響を受ける中で、まずはこの危機を生き延びて、アフターコロナの時代に再起を期することが重要になっている。まさに負けないこと。これを今風の言葉で言うと、サステナビリティ、持続可能性ということになるのではないか。コロナによって企業経営のあり方も大きく変わるに違いない。

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