力に力では能がない(8月18日付朝刊4面「尖閣管理 議員立法狙う」に思う)

自民党の国会議員が、尖閣諸島の実効支配を対外的にアピールするために、島の生態系や周辺海域の調査を行うことを求める議員立法を求めている。周辺海域で中国の動きが活発になっているのを受けた動きだ。一方的にやられていては我慢ならないので、反撃したいという気持ちはわからなくもないが、あまり賢い方策とは思えない。過去の例を見ても、尖閣諸島の国有化など、日本が従来以上に実効支配をアピールしようと行動した際に、中国は激しく反応して、横暴なふるまいをしてきた。確かに中国のやり口は不当だが、力と力の対決に持ち込むのは、日本にとって得策ではない。いま中国は行動をエスカレートさせる口実を探しているところだ。これに対しては、きっかけを与えないように、我慢強く従来の方策で尖閣を管理し、守り続けるのがベストの策だと考える。実効支配しているのは日本であり、これを守り続ける限り中国はなす術がないはず。主戦論で勇ましく出て行って、力での決着に持ち込まれるのは、最悪のシナリオだ。

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