強者の自由は規制が必要(2月26日付朝刊1面「破綻よそに高額報酬」に思う)

この連載を通じて、強いものはより強く、富める者はよりリッチにという、現代資本主義社会の問題点が浮き彫りになった。アダム・スミス以来、経済活動を自由化することで、経済が発展するとの考えに基づいて自由化が進められてきたが、そろそろ臨界点に達しつつある。このままでは資本主義社会自体が墓穴を掘りかねないことは、本日の見出し「資本主義 危機が問う進化」が示している。
自由化で生産力は増し、経済規模は拡大したが、もたらされる幸の分配も自由化された結果、力を持つ者が分配を支配し、自らを利するようになる。そこに介入できるのは国家権力だけだ。かつて劣悪な労働条件で労働力の再生産が危機に瀕した時、国家は労働条件を規制し、労働者を守ることで資本主義社会を守った。いままた同じ役割が求められているが、企業ははるかに進化を遂げ、国家の枠を超えてグローバル化している。これに対抗するには、国家も賢くならねばならないのだが、果たして国家は進化できるのか?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント