民間からノウハウ盗め(3月2日付朝刊1面「集団接種、企業が関連業務」に思う)

新型コロナ向けのワクチン接種について、その実施周辺業務を、自治体が企業に業務委託する動きが広がり始めたという記事。緊急を要する仕事であり、民間の力を借りることには異存ないが、単純に任せきりにせず、しっかりと進捗を管理、モニターすることが大切だ。
残念ながら、新型コロナ感染は沈静化しても、さらなる変異種や、別のウイルスが将来パンデミックを引き起こす確率は高い。その時にまた同じことを繰り返すなら、官に学習能力がないと批判を受けるだろう。コロナ禍で明らかになったのは、官には全国民に給付金を配ったり、GOTOのように特定業種に補助金を大規模に投入したり、さらには医療機関と連携して大規模に接種を行う能力がないこと。初めてのことなのでというが、個々には初めてでも、このような活動こそ、今後の官に求められる機能ではないのか。もちろん常時そのための人を抱えるわけにはいかないので、民間の力を借りることは問題ないが、その企画や、予算・進捗の管理機能など、肝になる部分を、次からは官が自前でこなせるよう成長する必要がある。変化への対応が出来ない生物や組織は、いつの世でも滅亡の危機に瀕するのである。

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