日中関係 今がチャンス(11月12日付朝刊1面「日中韓首脳会談 早期に」に思う)

安倍首相はベトナムでの日中首脳会談で、日中韓首脳会談の早期開催や日中関係改善で一致した。目先の関心事である北朝鮮対策での協力のみならず、近い将来間違いなく世界一の経済大国になる中国との関係改善は日本にとって最重要課題。習近平国家主席が党大会を終えて、向こう5年間の主席の地位を確保した今こそ、長期的な視点での関係改善に絶好のチャンスだ。米国も東アジア諸国との関係を重視し、トランプ大統領が個別に日中韓首脳との会談を行ったが、米国の関心はあくまで自国の安全保障と経済で、東アジアへの関与も北朝鮮問題や貿易赤字の問題が一段落すれば、関心が薄れかねない。一方日中韓はお互い隣人で、個人のように引っ越すこともできないから、未来永劫つきあっていかなければならない関係だ。その意味で、米国が呼びかけた日米韓の合同軍事演習への参加を韓国が拒んだのは、対中関係を考慮するという意味で、理解できる行動。日本も対米関係をいつも第一優先とし、何でも言われたことにハイハイと応えて後をついていくのではなく、むしろ近隣国との関係をどう強化すべきかを、自分の頭で考え、行動することが必要ではないか。

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