テーマ:アベノミクス

事実に基づく見直しが必要(10月8日付朝刊19面「アベノミクス見直しの時」に思う)

確かにアベノミクスは全面的に見直しが必要だ。しかし今朝の大機小機は事実認識を誤っている。「見直しは事実に基づき的確に」、一句できた。まず、円安誘導で輸出型大企業が儲かり、それらの企業の国内投資で投資主導型景気をもたらしたというのは疑問。大企業の内部留保はうなぎ登り、利益の相当部分は投資にも賃上げにも回っていない。労働力人口が増えたのは、…
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景気は2つある(7月5日付朝刊5面「指標と実感 つながり薄く」に思う)

一面で原田編集委員長は「落ち込んでいた経済はアベノミクスで持ち直した」と述べている、ここでいう「経済」は「景気」に近い用語だろう。一方で5面のこのコラムでは、戦後最長に肩を並べた景気回復を「実感なき景気回復」と評している。いったいどちらが正しいのかと言いたくなるが、どちらも真実の一面を表している。要は企業景気は史上最高に良いのだが、庶民…
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ここまでやるか消費増税対策減税(12月8日付朝刊1面「車購入時、税率1%軽減」に思う)

来年10月の消費増税時の対策が、これでもかとてんこ盛りだ。既にキャッシュレス払いの場合に5%還元という珍策や、安く買える商品券など、ここまでやるかと思っていたところ、1年間限りと断りながら、消費税率アップ以降に購入した自動車の、購入と保有に関わる税金を1%下げて、自動車購入の反動減を抑える対策まで追加する方針という。税金が足りないからと…
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庶民に恩恵無いアベノミクス(11月29日付朝刊29面「日本の特殊性、緩和効果低減」に思う)

経済教室にミシガン大学とカリフォルニア大学の経済学者が、アベノミクスの経済効果分析結果を寄稿している。2つの理由で効果が全国民に及んでいないとの分析だが、非常に納得性がある。ひとつは、かねがねここでも指摘してきたように、円安などで業績が史上最高レベルにまで改善した大企業が、下請け中小企業や従業員にその分け前を還元していないこと。二つ目は…
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アベノミクスに光はあるか(9月28日付朝刊6面「安倍流改革、期限は来夏」に思う)

アベノミクスの功罪を論じる時に、功の部分(=光)として景気や株価の浮揚が挙げられるが、どうなのか? 景気は戦後最長と言われるが、伸びているのは企業業績と関連項目の数字ばかりで、一般の個人には景気浮揚の恩恵は及んでいない。株価にしても、株を持っていなければ恩恵はないし、持株会で自社株のみ持っていますという私のような一般サラリーマンには、…
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ナイスネーミング!(3月13日付朝刊21面「『目先ノミクス』から卒業を」に喝采)

アベノミクスの目標達成にこだわり、近視眼的に無理な物価引き上げ策を継続して、将来にツケを先送りする政策はもうやめようという大機小機の主張に大賛成。「目先ノミクス」というネーミングも、アベノミクスの本質を表しており、まさに「座布団一枚!」。 もう賞味期限が切れた政策にいつまでもしがみつくのも愚だが、それを忖度して経済理論を曲げ、無理な緩…
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若者よ先と裏を考えよう(1月16日付朝刊19面「一強安定政権で世界の尊敬を」に思う)

本日の大機小機は突っ込みどころ満載だが、冒頭で触れられている、アベノミクスのおかげで就職が楽になったと多くの若者が自民党を支持しているという話について考えてみたい。まず第一に、経済環境、ひいては就職環境が改善し始めたのは、アベノミクスが始まったのと同時期で、企業業績の改善の基本的な要因はアベノミクス効果とは考えにくい。第二に現在の「好景…
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アベノミクスは限界、方向転換が必要 (7月9日付朝刊3面「消費再びデフレ色」に思う)

主要小売企業の前年同期比増益率が半減、一時は業績改善を牽引したブランド品等の高額品が不振で百貨店や総合スーパーが苦戦、好調なのは低価格戦略を打ち出した専門店や食品スーパーで、消費者の節約志向が鮮明になっている。それもそのはず、実質賃金は増えず、円高で企業業績の先行きも不透明、アベノミクスの一番の成果に見えた株価も低迷している。日銀の世界…
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もはや期待できないアベノミクス(10月10日付朝刊19面大機小機「根拠のないトリクルダウン」に思う)

安保法制のゴリ押しで安倍政権があれだけ国民の不興を買っておきながら、安倍政権の不支持率が下げ渋っている背景には、株価の回復と円高修正を実現したアベノミクスが、失われた二十年とも評される低成長から日本経済を救い出してくれるのではとの国民の期待があるのではと思う。しかし円高や株高によって一部の大企業や資産家にお金が回っても、その恩恵が中小企…
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消費税上がって年金は先送りじゃ生きていけない(11月30日付朝刊9面の対談を読んで)

エコノミストというのは空の高いところから地上を見下ろしている人種だと思う。どういう意味かと言うと、生活実感が全くない。この対談は、アベノミクスに対する評価では意見が分かれているけれど、結論は財政再建やるべしで、消費税増税の先送りはダメとか社会保障給付はもっと抑制とかいうところでは、意見は一致している。もちろん今の日本の財政状況を見ている…
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アベノミクスの恩恵はまだ大企業どまり(12月30日付朝刊10面サーベイ「景気回復『実感ない』78%」

この1年で日経平均株価は約5割上昇、企業業績も増収増益の好決算が目立ち、アベノミクスの成果で2013年は景気回復の兆しがうかがえるとさかんに言われているが、個人の生活までその恩恵が及んでいるのか?この問いに対する厳しい結果がサーベイ欄で報道されている。景気回復を生活実感レベルで感じられた人は「どちらかといえばできた」を合わせても14%に…
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大企業だけが元気になっても (8月22日付朝刊15面 大機小機「大企業を元気にしよう」を読んで)

ここではアベノミクスの第3の矢の施策について、ベンチャー企業育成のみならず日本経済の中で圧倒的存在感を持つ大企業を支援することの重要性が主張されている。日本経済における大企業の重要性に異論は無いが、輸出型大企業中心の経済発展が限界に達したことが今日の経済的低迷の原因の一端ではないのか。しかも大企業の利益水準や内部留保は歴史的にも最高水準…
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アベノリスクというならば (8月7日付朝刊15面大機小機「アベノリスク」に関して)

消費税増税慎重論が出てきていることに対して、タイトル引用のコラムでは再び「決められない政治」が復活するのではとの危惧を表明しつつ、「痛みを伴う改革をためらうと、アベノミクスを評価してきた市場の期待は失望に変わる。」と指摘している。ここではたと湧きあがった疑問は、政治は市場の期待に応えるためにやるのかということ。否、国民の期待に応えるため…
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国民の期待は生活向上 (7月27日付朝刊15面大機小機「国民の期待」より)

非正規雇用の急増もあって勤労者の賃金は継続的に低下する一方、企業収益は向上し、内部留保はかつてないほどに拡大。虎の子の預貯金はほとんどゼロの預金金利で育たない一方、主要金融機関の収益は改善と本コラムで指摘されているように、企業vs国民では圧倒的に国民が割りを食っている。 先週の参院選では自民党が大勝したが、国民の期待は憲法問題でも外交…
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株高で消費増というけれど (7月14日付朝刊3面 けいざい解読「アベノミクス消費 主役は?」より)

家計が保有する金融資産の時価評価額は、この4-6月期までの3四半期で約70兆円増加し、これが個人消費の増加に結びついているとの見方が示されている。確かにその側面はあると思うが、実感とは何か違う気がする。金融資産の増加額を1世帯あたりに換算すると50代は147万円だそうだが、誰がそんなに株を持っているのか?。上場企業のオーナー経営者などが…
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